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ーAsideー
廉さんが運転する酔っ払いキンプリカー()を見送った。
「うー、さむいねっ！中入ろう！」
いつもより若干口数が少ない(?)岸くんに声をかける
『そうだねぇー…』
ポッケに手を突っ込んでどこか遠い目をしてる
「ちょっとちょっとー！岸くんも酔っ払っちゃたの？笑」
岸くんのほっぺをこの私の冷え切った両手で包んであげた
『つめてぇっ！…A、お前な』
まだ岸くんのほっぺにある私の両手の 手首を
あったかくて大きい岸くんの手が掴む
そして 鼻と鼻が近づいてキス。
あ、これ路チューってやつか
だめじゃない？アイドルがしちゃ 。
そのまま 私の肩に頭を預けてくる岸くんのかおりがして
まぁいいか、って思える
…いや、いや思えない！
この状況やっぱ困る、外はダメ！
「ね 岸くん、家の中入ろうよ…」
ぎゅっと抱きしめて
『あーダメ、…困った顔もかわいい』
とかゆらゆら揺らしてくる
…ついさっき神ちゃんに言われたこと
___岸くん今日かなり飲んでたと思うんだけど
酔うと、すごい甘えん坊のかまってちゃんになるから
気をつけてね♡
って、本当なんだ
でも
耳もとに口を寄せて
いつもより低めの甘い声で
『…もっと困らせたくなっちゃった』
一気に体が熱くなる
神ちゃんこれ、甘えん坊なだけじゃないよ！
もっとタチ悪いやつ！！
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作者名：((ふわこ)) | 作成日時：2018年1月26日 23時
