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肩に手を回されながらどこかへ向かう。
A「どこに行くんですか？」
チシヤ「ビーチ」
A「ビーチ？」
チシヤ「元の世界に近い暮らしができるよ。」
A「チシヤさんのお家なんですか？」
チシヤ「うーん。まぁ、家みたいなものかな」
そんな会話をしていると1台の車の前に来ていた。
？「チシヤ、お前が人を連れてくるなんて珍しいな」
チシヤ「まぁね。」
回されてる手に体を任せ車に乗ると流れるように発車した
運転にしてる人ガタイがよくて強そうで、目を怪我していた
見た目は怖い人だけと、不思議と恐怖は感じない
ふと、腕の怪我を見ると切り傷みたいになっている
ズキズキと痛むこの腕の傷に
夢みたいなこの世界は現実なんだと思い知らされた。
車の揺れが心地よく、疲れからか睡魔に勝つ事は出来なかった
アグニ「この子、そんなに気に入ったか？」
チシヤ「なんか気になってね。」
アグニ「お前にもそういう感情あるんだな」
チシヤ「まぁ、一応1人の人間だからね」
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作者名：わたあめ | 作成日時：2023年3月26日 3時
