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◯場地side
目が覚めると
白い天井が目に映る
オレの家じゃねえな
そうだ…
芭流芭羅 対 東卍の抗争で
一虎に刺されて
自分で死のうとしたら
そこにいるはずのねぇ
特服を着たAに止められて…
そっから記憶がねえ
生きてるんだな、オレ
自分の手に温もりを感じる
温もりを感じる方に目を向けると
Aがオレの手を握り寝ていた
手には包帯が巻き付けられている
Aを巻き込まないために
別れ話をしたときに言われた言葉
『私が圭介のこと守るから』
あの言葉通り
オレはAに守られたんだな
『…圭介…？』
しばらくAを眺めていたら
ゆっくり瞼を開けたAと目があった
「あぁ、A」
『圭介…おはよう』
目を細めて嬉しそうに笑って
オレの名を呼ぶAを
今度こそ手を離さない
必ず守ると誓った
.
それから診察があり
Aは一度病室を出た
戻ってきたAは千冬と一緒に来た
「場地さん……」
千冬は今にも泣きそうな顔をしている
「千冬ぅー、ペヤングねえの？」
「…！！売店で買ってきます！」
そう言いながら千冬は泣いてた
このやりとりを見てAもなぜか泣いてた
「千冬、ありがとうな
悪かった…」
千冬は涙を隠すように
売店へ向かった
またオレとAの2人になる
『圭介…私、まだ圭介のことが…』
Aの言いたいことがわかった
でもその言葉はどうしてもオレから言いたい
「好きな人ができたなんて嘘だ
オレが好きな人はずっとAだ
死のうとしたオレを助けてくれて
ありがとな
こんな傷を作らせて悪かった
今度はオレがぜってー守るから
またオレの隣にいてくれねぇか？」
『圭介が死ななくて…本当によかった…
私も圭介のことがずっと好きだよ！』
久しぶりにAを抱きしめた
頭を撫でるとAの顔が上を向く
見つめ合い、キスをした
「ペヤング買ってきましたー！！！
え？！うわ！
失礼しましたッ！
って違うか！
病室でやめてください！！」
「千冬ぅ、空気読めよなー」
この当たり前の日常が
最高に幸せだと感じた
A、オレは生きてる
ありがとな
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さーちゃん(プロフ) - みーさん» みーさま！素敵な作品なんて言っていただけてとても嬉しいです(´；ω；｀)この作品は完結しましたが、他の作品も頑張りますので見ていただけたら嬉しいです！ (2021年10月24日 0時) (
レス) id: 2457d0986c (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 完結おめでとうございます…！とっても面白かったです〜(;_;)めちゃくちゃ平和な世界…素敵な作品ありがとうございました！！ (2021年10月23日 2時) (レス) id: 9cd12cdcb5 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 胡瓜しらすさん» コメントありがとうございます！更新止まっててすみません！更新頑張ります！ (2021年8月27日 23時) (レス) id: bff37c4e2e (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - ﾋｭｯｯ………うわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！場地さんんんんんん！！続編おめでとうございます！頑張ってください！ (2021年8月27日 0時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - つかさ君さん» またまたコメントありがとうございます！ずっと見てくださる方がいると思うとやる気が湧きます！長くなりましたが今後もよろしくお願いします！ (2021年8月21日 20時) (レス) id: 9f5c6c53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーちゃん | 作成日時：2021年8月20日 20時
