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オークションへ ページ32

「クラピカの熱、このまま下がらないといいのにね」


『?!』


「そうだなー」


『へえ?!』


ゴンらしからぬ発言に、驚きのあまり口が塞がらない私に


追い打ちをかけるかのようにキルアが同意するものだから


思わず変な声が出てしまった


キルアの方も本意ではなかったらしく、自分でも驚いている


「っておい!


今すごいこと言っただろ?!


思わず相槌うっちった」


「え、だってさ」


ゴンは続けた


このままオークションが終われば、クラピカは旅団と戦わずに済むのにと


もう、彼らと戦わせてはいけないと


『どうしてそんなこと思うの?クラピカは5年もずっと復讐のために力をつけてきたのに』


「だってさ、本当に相手を殺そうと思ったらあんな回りくどいやり方しないでしょ?」


「そりゃ対象が1人だったらな」


そう、相手が1人なら回りくどいやり方はしなくていい


でも、複数いる場合は話が別だ


潜伏している仲間をの居場所を吐かせることも必要になってくる


必要であればアジトだって


それこそ、芋づる式に釣らないといけないわけだから


「寧ろオレは、報復の為に生まれた能力だと思うけどね」


「そっか・・・ねえ、Aもそう思う?」


『うん?


んー・・・私も同じかな


クラピカの話を聞いて、その覚悟に重みがあるって分かったから


だからこそ、私もその復讐に協力しようって思ったの』


「そう、だよね」


何か、考えている表情のまま固まるゴンに


何かを思い出した様子のキルアが顔を近づける


「そうだ!


お前本当だろうな?前に言ってた作戦の話はよ!!」


キルアの勢いは、またゴンの首を絞め上げそうな勢いだ


『お金も全然足りないしね・・・』


「でも五分五分だよ」


「最初はお前が70%って言ってたんじゃねーのかよ!


そろそろ教えろよ


別にいーんだろ?俺に教えたって


それとも聞かれてまずいことでもあんのか?!」


「いや、別にないけど」


『もしかして私がいたら話せないような話?


それなら席外すけど・・・』


「いや、それも違うんだ」


ゴンが言うには、あんまりにも人任せな作戦だから呆れられちゃうかもと心配になったらしい


『なんだ、そういうことね』


「じゃ成功率50%の根拠ねーじゃん


ま、いいや


とにかく聞かせてみ?」



ーーーーー



ゴンの計画はなかなかのものだった


「なるほど


現実的で、かつ堅実


・・・勝算あり!!!


50%どころか8割方成功するぜ!」

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ruru(プロフ) - みこさんの作品とても好きです✨しかもめちゃ好みで全部読んじゃいました(*^^*) (5月6日 18時) (レス) @page45 id: 41af3796e6 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダさんこんにちは!ありがとうございます\( °ω° )/頑張りますー!! (2022年8月4日 7時) (レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 続編おめでとうございます(* 'ᵕ' )イラストもお話も待っています 体調管理に気をつけながらも頑張ってください!! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこ | 作成日時:2022年8月3日 7時

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