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作戦開始 ページ30

私も旅団に捉えられていた方が、安全かもしれない


幸い、目と鼻の先に皆はいる


何かが転がる音がしたのは私の正面


手元にはナイフを握りしめ


最大限の警戒をしつつ、旅団のアジトまで走った


―――パリーン


『たっ、助けて!!』


「「A?!」」


私は必死に走って、屋上から窓を割る形でアジトの中に入った


ノブ「お前も来たのかA!」


マチ「そんなに必死になって、誰に追われてきたんだい」


くるりと後ろを振り返るが、先ほどまで感じていたあの気配はもうない


『誰だかわからない


でも、背後に誰かいたの・・・


1人でいるより、ここにいてそこの2人と一緒に拘束されていた方が安全だと判断しました・・・』


大人しくマチに向かって両手を差し出す


コル「うん、ボクの円に遠ざかっていく人物が1人引っ掛かってるけど


どうする?」


コルトピの能力はコピーの能力で、コピーしたものの周りには円を展開することが出来る


気のせいではなかったようだ


『いえ、追わなくていいです』


まだ、心臓がどきどきしている


青い顔で必死に逃げてきた私の顔をキルアとゴンは心配そうに見ている


両手をマチの念糸に拘束されると、キルアの横に座る


「大丈夫か?」


『ここにいれば、少なくとも攫われたり殺されることはないから』


Aの顔色は、まだいいとは言えない


そこへパクノダが帰って来た


場の空気は殺伐としている


ゴンとキルアを殺して、全員でクロロを奪還・クラピカへの復讐を果たしたいメンバーと


クラピカの指示通りに動き、平和的にクロロを奪還したいメンバーで意見が割れているのだ




「本当に分からないの?」





話を聞いていたゴンがしびれを切らし、ついに声を発した


「パクノダがなぜお前たちに何も話さず戻ろうとしてるのか


マチがなぜお前たちを止めようとしているのか」


『待ってゴン!私たち一応捕えられてる側だよ?』


「Aに至っては自分から捕まりに来たけどな」


『ゔ・・・』


こうなったゴンが私の静止に従うわけがないのはわかっているのだが


「本当に操られてるからって思ってんの?


お前たちの団長を助けたいからに決まってるだろ?!


仲間を取り戻したいって気持ちがそんなに理解できない事なのか!!」



私達と目の前の組織とでは、根本的なところが違う


きっとゴンには、理解出来ないだろう


言い争いの末、私たち3人はパクノダと共に空港に向かうことになった

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みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダさんこんにちは!ありがとうございます\( °ω° )/頑張りますー!! (2022年8月4日 7時) (レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 続編おめでとうございます(* 'ᵕ' )イラストもお話も待っています 体調管理に気をつけながらも頑張ってください!! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこ | 作成日時:2022年8月3日 7時

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