【HxH】私の捕食対象は。4【キルア】

資金調達 ページ20

市長さんからは害獣駆除の依頼も受けていて、そのお礼にとオークション会場に市長さんの友人枠として無料で入れるよう話をつけてくれた


「で、2週間でいくら集まったんだ？」


「ずっとステージに立ってたの？」


滞在していたホテルへ着くと、部屋には大きな箱が部屋いっぱいに並んでいる


「なにこれ？」


『開けてみて』


2人が恐る恐る中を覗いてみると


「うわ！！！これ全部金か？！」


『そう！！ステージの投げ銭！


今日の分はさらに5箱』


「お前、エンターテイナーにでもなった方がいいんじゃねーの？」


「ええ？！旅辞めちゃうの？！」


何やら話が独り歩きしているが、このお金はグリードアイランドの足しにするお金だ


その日中に銀行に問い合わせ、出張してもらい両替の依頼をした


「こちら、3億ジェニーとなります」


銀行員さんたちは満身創痍だ


『ありがとうございました！！』


「まさか3億も稼いでるとはなー｣


「Aが1番稼いでたね」



その後、レオリオとクラピカとのやり取りをキルアに任せっきりだった事もあり、ゴンの携帯を購入するため全員で外に出た


「携帯くらい買えよな！ハンターの必需品だろが！」


「あ、そーだった」


店員に勧められたのは軽くて小さいカード型の携帯だった


『イマイチだなー


私達ハンターだから、電波は重視したいんだよね


圏外が多いのは困るの』



「そうだな


それはやめとけ」


後ろから聞き覚えのある声がした


「「『レオリオ！！』」」


そこに居たのは懐かしいスーツ姿にサングラスをかけたレオリオだった


レオリオのおすすめはビートル07型


カブトムシの形をした携帯で、言語通訳機能やテレビの閲覧・録画、全世界対応、屋外での圏外なしというなかなかのスグレモノだった


そしてまさかの2本40万という値段から、2本22万までの値下げ交渉に成功した


ギャラリーが出来たり、拍手が起こったりと異例の事態すぎて恥ずかしかった・・・


「てかな、やりすぎ！！


Aなんていつの間にかギャラリー側にいて顔真っ赤にしてたんだぜ？」


『穴があったら入りたかったよ・・・///』


思い出したらまた顔が熱くなってきた

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