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その後、何も言えなくなった私を見て“帰ろうか”と言ってくれた慎太郎。

いや、優しすぎるな。


本物の優男じゃん。



そりゃ彼女の一人や二人はできるな。

いや、二人いたら大変か。



そんなことを考えれるようになるくらい酔いが覚めてる。





……大我くん、なんで私なんかを好きになってくれたんだろう。


私より可愛い子なんていっぱいいるでしょ。


同い年の子とかの方が絶対いいはずなのにな……







「A?どうした?気分悪い?」


「え?」


「いや、なんか具合悪そうに見えたから…」


「全然大丈夫だよ?」


「そうか?じゃあただの飲みすぎかな?」


「かもね。あ、もう大丈夫だよ。」


「え?」


「ここの近くだから。」


「そうだっけ?」


「うん、だから大丈夫!」


「でもA女の子だし……」






え、なにそれ。

すっごいカッコイイこと言うじゃん。


高校の時とかは私のことなんて置いてさっさと帰ってたくせに!!



やっぱり人間、恋人ができたら変わるんだな。



そう思いながら、慎太郎の隣を歩く。


いつも通りの道。






「あ、着いた」


「ここ?」


「うん、ここ。今日はありがとね。」


「いや、俺も楽しかったし全然いいよ」


「じゃあまた」


「おう、なんかあったらいつでも連絡しろよ」


「それは彼女さんに悪いわ。」


「あー……それもそうか」


「ってことで、また!ありがとー」


「ほいほい」






そのままバイバイして家に入る。


今日はたくさんなことが起きた1日だったな。




京本、大我くん。




彼のことをもっともっと知りたい。


好きな食べ物はなんだろう。

好きな色は?

好きな飲み物は?



好きな、女の子のタイプってなんだろう……



なんで、私の事を好きになってくれたんだろう。




気がつけば私は、大我くんの事しか考えていなかった。









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わたがし(プロフ) - けーぽさん» 最高と言って頂けて嬉しい限りです!感情まで爆発させて頂いて.......!(笑)これからも亀なみの更新ですが、よろしくお願いします! (2019年12月30日 18時) (レス) id: 4d1fda37af (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - こりゃァァァァァァァ……………………………………………………………………………………きょもさん最高です!!きょうもっさん、 (2019年12月30日 17時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
わたがし(プロフ) - おむらいすさん» 読んで頂いただけでなく、感想までありがとうございます!更新頻度は低いと思いますが、これからもよろしくお願いします! (2019年12月5日 20時) (レス) id: 4d1fda37af (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす(プロフ) - 大我くんの焦り方めっちゃ、かわいかったです!!!!!!これからも、楽しみにしてますね♪頑張ってください!!! (2019年12月5日 19時) (レス) id: baf496e719 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さえこ | 作成日時:2019年12月3日 19時

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