私のクラスの不登校くん。 2

▽私のクラスの“元”不登校くんとその後。1【番外編】 ページ9

すみれ@自由人さんからのリクです！ありがとうございます！！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「そろそろ戻ろっか」



思いが伝わって付き合うことになった涼と私。
無意識に手を繋ぎながら部屋に戻っていく。






「わざわざ送ってくれなくても良かったのに……」



別にわざわざ部屋まで送り届けなくても良いのに、涼は強引に押しきり、結果的に送り届けてもらった。



「だって俺Aの“彼氏”でしょ？嬉しいんだもん……」



私が今まで見たことがない天使のような可愛い笑顔。
語尾に“もん”は可愛すぎるね……



「うん。ありがとね。おやすみ」



「うん、おやすみ」



私の頭を優しく撫でるとその場を去っていった。私の頭には彼の優しい温もりが残っていた。



「ただいまー…」



静かにドアを開けながら小声で言う。座敷の方を見ると電気は付いていなく、みんな寝ているようだ。正直、私もみんなと喋りたかったな……
私もそろそろ寝ないとな。

そう思い、私布団に入った。すると、足首を掴まれた。



「え、え！？な、何……！？」



額にうっすらと汗を浮かべながら困難する。
え、幽霊！？待って怖い怖い…！！
すると、だんだん幽霊(？)が私のところに来る。
私は怖くなり、ギュッと目を瞑る。



「Aおっめでとー！！」



　

終わり←▽あとがき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す