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▽46 ページ48
「お帰り〜!」
帰ってくると、同じクラスの人が手を振って出迎えてくれた。
「A着いたよ」
涼がにこっと笑って手を離す。
正直、手を離された時、少し寂しかった。
「やっと着いたぁぁ!!」
「荒木、あんたのペース速すぎなのよ!」
後ろから喧嘩をしながら荒木と文実が帰ってきた。
「A聞いてよ!彼奴が急に怖い話してきたんだよ!!」
文実が荒木を差しながら言うと、『はぁ!?』と言って荒木が此方に向かってくる。
「お前が『怖い話聞きたい』とか聞いてきたから、俺が仕方ないから話してやったんだぞ!」
「そんなに怖いとは思わなかったの!」
またどうでも良いような喧嘩が始まった。
正直言うと、文実と荒木はお似合いだなって思ったりする。
私は静かに『はぁ……』と溜め息をついた。
こうして、肝試しの時間は終わってしまった。
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作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2019年10月21日 21時