うちのマネージャーが幼稚化した【白鳥沢】

面白い ページ16

「と、取り敢えず、部屋、入りましょうよ。あ、入っていいですか」
「どうぞってか、私、帰りますね」
「遅いから泊まっていきます？あ、俺床で寝るんでベットどうぞ。それか賢二郎と同じベットで寝ます？」
「太一何言ってんだよ‼」


二人をいじる川西は、若干楽しそうであった。

それに対し、二人は、顔を赤くしている。


「いや、私が床で寝ますよ」
「やっぱり賢二郎と寝れば••••••」
「だからっ」

「賢二郎がいいなら、私は賢二郎と寝ても良いけど••••••」
「え••••••」


白布は、数分間一人で熟考したのち、


「先輩がいいなら」


覚悟を決めたようだった。


「えっあっ、そう••••••」
「じゃあ俺寝るわ。おやすみなさい」

「おう」
「うん」


数分後、本当に寝息を立て始めた。


「け、賢二郎••••••寝る？」
「寝ましょうか••••••」


白布は一人、心中で恐慌していた。

自分はAと寝て、大丈夫なのか、と。


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