男としてやるべきこと 【JM】 ページ31
「ごめんなさぁい！おにーさん！！」
「ん？」
何やら向こうから駆けてくる少年たち。
帽子とかグローブからして、野球少年だろうか。
どだだだ、とテヒョンの前で止まると、一斉に頭を下げた。
「すみませんでした！」
「そこのゴミ箱に入れようとしたら、ずれちゃって、」
「おにーさんに当ててしまいました」
恐る恐るといった感じで少年たちはテヒョンの表情を伺うけど、
(余程の力で投げないとこうはなんないぞ……)
もし俺がやられてたらちょっと怒っちゃうかもと思った。
でもテヒョンは彼らの前にしゃがんで、全員の目をしっかり見て言った。
「やー、俺は大丈夫だし、心配はいらないよ！
でも、他の人にあたったり道路に飛んでいったら危ないから、もうやめようね？」
「うん、わかった！」
「よし、いい子」
最後はあの特有の愛らしい笑顔で少年たちの頭を撫で、「暗いから気をつけて帰って」と手を振って見送った。
すごい。ほんと、
「すごいよテヒョンア」
「え？」
「なんでそんなに優しいの」
「えー優しくないよ！でももっと子供を堪能したかったなぁ」
「堪能？」
「俺、子供見るの今が初めてだったの！可愛いね子供って！」
缶をゴミ箱に捨てて、帰ろ！と歩き出したテヒョンアだけど、その顔がもう眩しすぎる。
うっ……ヤメテ、そんなキラキラ笑顔を向けないで！
「……子供好きなんだねきっと」
「うん好き！……でもさ、子供ってどうやって出来るの？」
「ぶふっ」
「うわっジミナ汚いっ」
まさかの質問に思わず吹き出してしまったけど、しょうがなくない？
……ほら！絶対色んな知識足りてないよこの子！
「ジミナ知ってる？」
「知ってるけどさ！！」
「教えて！」
うっ……ヤメテ、そんな純粋な顔を向けないで！
なんで俺はＲな話をこいつにせにゃならんのだ。
チューで照れてるような人はきっと○○○とか○○○○とかも知らないんだ！(自主規制)
「教える前にテヒョンア！お前はどこまでなら知ってるの？」
「えっとー……」
悔しいけどこれからきっとテヒョンアとAには必要になってくる知識もあるだろう。
さすがにこんなに無知だとAも大変だろうし。
俺が誠意を持ってテヒョンアにいろいろ叩き込んでやるから安心しなA！
ほんとは悔しいけど！！！！！！！！
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ろろ - 面白いです。続編待ってます！ (2020年5月18日 13時) (
レス) id: ebe43edb5c (このIDを非表示/違反報告)
相生テオ(プロフ) - レーズン君さん» お、お優しい……！！(涙)有り難うございますこれからもテヒョンさんを好きでいてくださいそして私の方が愛してます（渋滞）貴方の言葉を胸にお話考えるの頑張ります！この作品、私なりに伏線とも言えない伏線を張ったりしているので、是非考察しながらお待ちください♪ (2020年3月22日 22時) (レス) id: 631c906184 (このIDを非表示/違反報告)
相生テオ(プロフ) - taehyung0320さん» はあああ(*ノ▽ノ)なんと嬉しい御言葉！今ガチめに感動してます泣いてもいいですか（真顔）コメント有り難うございます凄く励みになりました！次回の更新まではもう少し掛かるとは思いますがより良い作品を目指して頑張ります！これからもどうかよろしくお願いします！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: 631c906184 (このIDを非表示/違反報告)
レーズン君 - 引越し、いやぁ荷造り大変ですよねぇっ〜急がなくて大丈夫ですっ！なんなら三年待てます、そのレベルで、なぁんにもしらないロボットテヒョンちゃん好きでっす。読みまくりますよ、はい。あはっいきなりの告白ありがとうございます、まぁ私の方が愛してますけど← (2020年3月22日 14時) (レス) id: 464f7a7adf (このIDを非表示/違反報告)
taehyung0320 - この作品とても好きです。作者様が納得いく作品ができるのを楽しみにしています。更新頑張って下さい! (2020年3月22日 1時) (レス) id: d5d1614e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相生テオ | 作成日時：2020年2月17日 20時
