いざ、ご対面 ページ25
こほん、と１つ咳払いをしてテヒョンとジミナを向かい合わせる。
「ええと、こちらジミナ。私の親友」
「パクジミンです。よろしく」
ジミナがにこりと笑いかけて手を差し出したら、
テヒョンがいきなり目をかっぴらいて「あ！」と叫んだ。
そして、
「俺この人見たことある！」
……え！？
叫ばれた本人も怪訝な顔しており、私だって最近人間になったはずなのになんで？と首を傾げる。
「テヒョン、それはどこで、」
「俺が空からAを見てた時、この人もずっとAのこと見てて、俺と一緒でAがす、わぷっ」
言葉を遮って慌ててテヒョンの口を塞ぎにいくジミナ。その表情は珍しく焦っている。
「お前っ何を言おうとした！ちょっとこっち来ようか！」
「え、なんですか」
いいから！と強引に連れてくジミナを見て困惑しつつも、男のわちゃわちゃって良いわよね、と微笑ましく思った。
待ってる間ふと、校門を通過する女子たちがちらちらと二人を見ているのに気がついた。
私からしてみれば可愛いキャラのジミナでも、意外と世間一般的にはイケメンらしくて、声を掛けられることも多い。
更に今日は異次元から来たレベルの国宝級イケメンもいるもんだから、そりゃ鼻の下伸ばして見たくなるよね。うん。
まだかなぁ、とその辺の石っころを蹴飛ばしていると、はぁ？とすっとんきょうな声が聞こえてきた。
そしてこちらへ戻ってくる二人。
「ねぇA、こいつが魂を飛ばしたとか変なこと言ってる」
「ほんとだもん！」
「あぁ、それまじだと思うよ」
「だよね！？Aからもちゃんと言ってよ〜」
「うーん、……とりあえずカフェ行かない？」
「あ、確かに」
そんなこんなで仲良く並んで駅前の方へ向かい、
途中目移りばかりするテヒョンを何度か見失いながらもなんとかお店に着いた。
「わぁっすごいキレイ！」
頼んだパフェが届いて目を輝かせるテヒョンを見て
連れてきて良かったなーと心から思う。
自分のパフェが溶けていってるのも知らず私がすごい勢いで食べ進めていくテヒョンを見るのに夢中になっていると、向かいのジミナが言った。
「俺まだテヒョンの自己紹介聞いてないよ」
忘れてた。
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ろろ - 面白いです。続編待ってます！ (2020年5月18日 13時) (
レス) id: ebe43edb5c (このIDを非表示/違反報告)
相生テオ(プロフ) - レーズン君さん» お、お優しい……！！(涙)有り難うございますこれからもテヒョンさんを好きでいてくださいそして私の方が愛してます（渋滞）貴方の言葉を胸にお話考えるの頑張ります！この作品、私なりに伏線とも言えない伏線を張ったりしているので、是非考察しながらお待ちください♪ (2020年3月22日 22時) (レス) id: 631c906184 (このIDを非表示/違反報告)
相生テオ(プロフ) - taehyung0320さん» はあああ(*ノ▽ノ)なんと嬉しい御言葉！今ガチめに感動してます泣いてもいいですか（真顔）コメント有り難うございます凄く励みになりました！次回の更新まではもう少し掛かるとは思いますがより良い作品を目指して頑張ります！これからもどうかよろしくお願いします！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: 631c906184 (このIDを非表示/違反報告)
レーズン君 - 引越し、いやぁ荷造り大変ですよねぇっ〜急がなくて大丈夫ですっ！なんなら三年待てます、そのレベルで、なぁんにもしらないロボットテヒョンちゃん好きでっす。読みまくりますよ、はい。あはっいきなりの告白ありがとうございます、まぁ私の方が愛してますけど← (2020年3月22日 14時) (レス) id: 464f7a7adf (このIDを非表示/違反報告)
taehyung0320 - この作品とても好きです。作者様が納得いく作品ができるのを楽しみにしています。更新頑張って下さい! (2020年3月22日 1時) (レス) id: d5d1614e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相生テオ | 作成日時：2020年2月17日 20時
