eighth love ページ9
あわわわわわわわ!どうしましょう……
男の子と帰ったことがない私には、男子と喋ることができない……
だから、菊池風磨先輩との間にはとてつもなく長い沈黙が……
菊池風磨先輩も黙ってるし……
よしっ!なんか話しかけてみよう!
さくら・あのぉ、菊池風磨先輩……
風磨『風磨。』
さくら・えっ……?
風磨『風磨って呼べ。』
男子を聡以外で下の名前で読んだことの無い私は、どうすればいいのかわからなかった。
私があわあわしていると……
風磨『何してんだよ。早く呼べよ。呼ばないとキスするぞ。』
と言って近づいてくる菊池風磨先輩の顔。
さくら・……っ!風磨先輩!
風磨『えっ笑?もう1回。』
さくら・ん〜〜〜!風磨先輩!!!
勇気を振り絞って2回目を言うと、
風磨『ん。合格。』
と言って頭を撫でてきた。
その時、私に見せた、くしゃっとした可愛らしい笑顔に、私の胸がきゅんっと高鳴ったのは、気のせいだろう……。
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ちぇよちゃのえくぼ - さくらって誰ですか? (2020年5月8日 2時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱーぷるちぇりー | 作成日時:2019年1月20日 20時