ドSな先輩とわたあめガール (ページ3)

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third love ページ3

さくら・あーーーーー！

私は、講堂の真ん中に立った男子生徒を見て思わず、声を上げてしまった。

なぜなら、その生徒会長とやらが今朝ぶつかった超口悪男だったからだ。

みんなの視線がこっちに向く……

さくら・……っう……。

生徒会長は、こっちを見て、ニヤッと一瞬笑ったあと、全く違う雰囲気でニッコリと笑って話し始めた。

話し始めた瞬間に舞花も、ほかの女子も、全員、目がハートマークだった。

みんながハートマークになる中、今朝のことで生徒会長の口の悪さを知ってる私はすぐに、今の生徒会長は表の顔だと分かり、トキメキなど感じなかった。

入学式が終わり、教室に向かうまで、舞花はずっと生徒会長である菊池風磨先輩の話をしていた。

舞花［まじでなにあれ...///やばい...///めっちゃかっこいいよ～♡♡♡♡菊池風磨先輩♡♡♡♡
絶対あの人本命にする～♡♡♡］

さくら・そうなの笑？舞花の幼なじみの聡くん、怒っちゃうかもよ笑

舞花［もー。あいつはどーでもいいの！
それより、菊池風磨先輩♡♡♡♡
一目惚れしちゃった♡♡］

そんな所に、聡くんが絶妙なタイミングでやってきた。

聡《舞花ちゃんも菊池風磨先輩のとりこなのぉぉぉぉぉぉ？》

舞花［うんっ♡菊池風磨先輩一筋になるの！］

聡《僕の舞花ちゃん……(´；ω；｀)》

さくら・ドンマイ、聡ちゃん笑