fourteenth love ページ16
いやいやいやいやいやいやいやいや……
あんな男に恋なんてする訳ないじゃん！
命令ばっかだし、優しくしてくれたことなんてひとつもないし……
舞花と別れたあと、ずっと考えていて、前のことなんて全然見てなかった。
ちょうど、道を横に曲がった時だった。
ドンッ
チンピラA「ってーな。おいっ！てめー、何してんだ、ゴラァ!!!!」
チンピラB「Aさん、大丈夫っすか?!おい、てめー、Aさんに何してんだよ！」.
嘘でしょ……まさかのチンピラ達にぶつかってしまった。
さくら・ご、ご、ごめんなさいっ！本当にすいません！
チンピラA「もし、骨とか折れてたらどうすんの？」
チンピラB「お前、金出せんの？」
さくら・持ってません……
チンピラA「ふーん。じゃあ、お前、身体で払え。」
チンピラB「だな。」
えっ……やだっやだっやだ。
それだけはやめて……
一生懸命抵抗するけど、やっぱり男の人の力には適わず、腕をグイグイと引っ張っていった。
助けを求めようと咄嗟に頭に浮かんだ人の名前を泣き叫んだ。
さくら・やだぁやだぁやだぁ……！
風磨先輩！助けてぇぇぇぇ！
泣きながら私が叫んだ名前は風磨先輩。
チンピラA「風磨先輩だぁ？誰だよ。笑」
チンピラB「まず、こんなとこ、助けに来るやついないっての。」
いつの間にか曲がり角ではなく、薄暗い路地の中だった。
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ちぇよちゃのえくぼ - さくらって誰ですか? (2020年5月8日 2時) (
レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーぷるちぇりー | 作成日時：2019年1月20日 20時
