赤葦くんに懐かれました。[赤葦京治]

11話 ページ14

赤「はづきー…。」

『ウザい！暑い！離れろ！』

赤「30分も離れてたら死ぬ…。」

『意味分からん！』

もうすぐ音駒との試合が始まるというのに赤葦くんが離れない。

木「おーい！赤葦！トスあげてくれよ！」

赤「チッ…はい。今行きます。」

…やっと行った…てか今先輩に舌打ちしてたし…。

めんどくさ…。

赤「…葉月、今俺の事面倒だと思ったでしょ。」

『！？』

心読まれた…！？

赤「葉月が…どんな形であれ俺の事を考えてくれた事が嬉しいよ。(イケボ)」

『きもい。』

木「あかーーしーーー！！！」

赤「はいはい。今行きますよ。」

木兎さんに呼ばれ赤葦くんが行ってしまうと、

黒「うぇーい。Aー。」

入れ替わりでテツローが来た。

…うるさいし、うざい。

『…ねぇテツロー。今すぐアップ戻るか、夜久さんに蹴り入れてもらうか、私が回し蹴りするの…
　どれが良い？(黒笑)』

そう私が言うと、

黒「…アップ戻ります…。」

そう言ってテツローは戻っていった。

…何で私の周り変な人ばっかなんだろ…。

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