届け ページ25
シルクside
Aの家へ走る。
何回も通った道、
こんなにここを速く走ったのは初めてかもしれない
焦る気持ちからか
いつもより息が切れる
そして、いつもよりはっきり
Aの後ろ姿をとらえた。
シルク「A...待っ...て...」
そして、君は後ろを向く。
「え、シルク...？」
シルク「A...ごめ...ん」
「え？」
俺の顔は汗か涙か分からないほど
ぐちゃぐちゃだろう
それでも君に伝えたいことがある
それでもAに届けたい気持ちがある
シルク「”2年前”の昨日、俺は君に
”幸せにするから”
って誓ったのに
全然、Aのこと
考えれてなかった
最近、人気出てきたから
忙しいから
リーダーだから
ってAのこと全然理解できてなかった
”気づいたらそばにいたから”
そんなことがあたりまえになってた
けど、
全然そんなことなくて
俺は毎日Aに感謝しないといけないほど
俺にとってAは大切な存在だった
だから、
もう一度、
”俺の隣で幸せになってくれませんか”
俺の伝えたいことは、
Aのそばにいないと叶わないことだから
「シルク...
やっと思い出したのかよ(笑)
もう、私は
ダメになったのかと思ったよ」
シルク「ごめん、忘れてて」
「いーよ、思い出してくれたなら
まあ、
シルクが離れていきそうで
不安だったし
シルクに距離置こうとか言われて
辛かったし
シルクと話せなくて
悲しかったし
シルクに何故か怒られて
わけわからなくなったし
でも、寂しかったよ。シルク」
A...
俺も、本当に
シルク「本当にごめんな、
俺もお前が離れていきそうで
不安で。
マサイに取られるかもって思って
不安にもなったし
焦ったし
怖かったよ」
本当に、怖かった。
「え、なんでマサイ？」
え？
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ユリ(プロフ) - ちょっと気になって名前設定せずに読んでたんですけど、兄クロの名前を決めれるって事ですか？ (2021年4月2日 20時) (
レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
マサイ推し - えっと…これ…うごでおんなじの読んだ…°▽°まさかあの作者さんなのか！？ (2020年5月31日 21時) (レス) id: 5a5b89dcf1 (このIDを非表示/違反報告)
るか - めちゃんこいいなー (2018年12月30日 5時) (レス) id: ee7c434e98 (このIDを非表示/違反報告)
rin.rain.(プロフ) - うらさんさん» うらさんの心を揺さぶる物語をこれからも作れるように頑張りますね！シリーズの続編が出来たので、これからは定期的に更新できると思います！ (2018年2月6日 19時) (レス) id: b9984f8fbc (このIDを非表示/違反報告)
rin.rain.(プロフ) - イースタートーさん» ありがとすぎます！更新遅くてすみません！！！これからもキュンキュンしちゃってください！応援頼みます！ (2018年2月6日 19時) (レス) id: 15ed3460f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.rain. | 作成日時：2017年8月15日 19時
