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Sside
飲んでいる間はそちらに意識が集中していたのか、
あまり辛そうではなかったけど、
飲み終わると、雅紀はもぞもぞと体勢を変えてみて
痛みを逃そうとしているみたい。
時々、顔を歪ませてる。
少し良くなったとはいえ、まだかなり痛いようだ。
A「…しょーちゃん……」
S「ん…痛いな……松潤が薬買ってきてくれてるから。」
俺がベッドについていた手に、自分の手を重ねてくる雅紀。
その手は少し震えている。
俺はふわりと雅紀を腕の中に収めた。
強く抱きしめると苦しいだろうし、
お腹側には湯たんぽがあるから、
軽く抱いて、背中にまわした手で腰をさすってやる。
少し力の入った体からは、微かに震えが伝わってくる。
こんなに痛いもんなのか？
先生は人によるって言ってたけど。
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年9月9日 18時
