*＊わたあめ*＊番外編 (ページ13)

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Sside

S「まさき、おいで？」

雅紀を起こして抱き寄せる。

A「…ふええっ……なみだがっ、とま、ないよっ…」

S「うん。こういう時って、感情をコントロールできなくなっちゃうことがあるんだって。
お医者さんが言ってた。
そん時は、俺らにいっぱい甘えていいからな？」

A「…うんっ…しょーちゃ…」

雅紀は、やがて泣き疲れて眠ってしまった。

しばらくして、そろーっと松潤が入ってきた。

M「…ご飯、できたけど。食べれそ？」

S「ああ。まーさき。ご飯だって。起きよ？」

A「…んぅ……ん？ごはん？」

俺の腕の中で身じろぎをして、
とろんとした目で見上げてくる雅紀。

可愛すぎるぜチクショー！

M「ご飯。食べれる？」

A「うん！お腹空いた！」

朝少ししか食べれなかったもんな。

その日は薬のおかげもあり、
いつも通り仕事にも行けた。

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