*＊わたあめ*＊病系短編集 2 (ページ8)

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Oside

ピピピピピピ

カチッ

O「ん～～～！……ふぁぁ」

あれ？おいら、寝てた？

なんか、頭もいつもよりスッキリ。

隣を見ると、口を半開きにして
気持ち良さそうに眠る相葉ちゃん。

目覚まし鳴ったけど起きる気配なし。(笑)

起こさないようにベッドから出て、リビングに行く。

S「あ、おはよ。智くん」

O「おはよ～。ねぇ、今日相葉ちゃん仕事は？」

S「確か午後からだと思うよ。にのと一緒に」

O「じゃ起こさなくていっか」

次の日も、その次の日も、夜おいらが布団に入るころ、相葉ちゃんは部屋にやってきて、一緒に寝た。

あんなに眠れなかったのが嘘みたいに、
ぐっすり寝ちゃうんだよね。

ほんでもって、相葉ちゃんは絶対おいらより先に寝ない。

何も言わないけど、
きっとおいらが最近寝れてないのに気付いてて、
寝かせるために部屋に来てくれるんだよね。

おいらが変に心配されたくないのまでわかってて、
口に出さないでくれるんだろうな。

相葉ちゃんはそういうところで敏感だから。

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