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Mside
M「何度だった？」
S「39℃越え。よく我慢してたよ」
N「はぁ、はぁ……んん…」
にのはもう隠すことはしなくなり
翔さんの腕の中で苦しそうに熱い息を吐いている。
翔さんは背中をゆっくり擦ったり
汗で張り付いた髪をすくってあげてる。
にのの黄色いパーカーと、セットしてないぺたんこな髪が
余計に幼さを際立たせて、兄と弟みたい。
しばらくして、仕事の２人が帰ってきた。
A「ただいまっ！にのちゃんは！？」
M「しーっ、静かにして。寝てるから」
O「ただいま〜」
にのは翔さんの腕の中で眠ってしまっていた。
その前にしゃがんで、顔を覗き込む相葉くん。
やわらかい髪を撫でて、そぉっと頬に手を当てる。
A「あっついなぁ…」
O「薬は飲んだの？」
M「いや、これから。お粥がさっき出来たとこ」
S「にの、ちょっと起きれる？」
髪をポンポンと叩くと、うっすら開いた目。
S「ごめんな。薬飲もう？」
N「ん…」
M「おかゆ。食べれる？」
スプーンで口の前にもっていくと
口を閉じたまま、しかめっ面で見つめてる。
もともと食が細いから
こうやって弱るとぱったり食べなくなっちゃうんだよな。
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
