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Oside
それからしばらく一緒に暮らしたマサキは
だんだん体調も怪我も良くなって
ついに包帯が取れた。
ゆっくりと羽を動かしてみるマサキ。
O「どう？痛くない？」
マ「うん！だいじょぶ！」
それから羽を動かすスピードを速めて
パサッ、パサッと羽ばたくと、ふわりと体が宙に浮いた。
S「おぉ！」
O「すげぇな」
マ「わ！とべるようになったよ！ありがとおおちゃん、しょーちゃんっ」
O「いいえ〜」
S「じゃあ、そろそろマサキは天に戻らないといけないんだな…」
それを聞いた瞬間、マサキは飛ぶのもやめて
しょぼーんとしてしまった。
マ「さびしいな…」
O「寂しいね…。でもまた遊びにきてよ」
マ「…いいの？」
O「もちろん。ぜひ来てほしいな♪」
マ「うんっ！ぜったい会いにいく！」
S「たまにとかじゃなくて、もうしょっちゅう来てくれてもいいよ」
マ「うん！」
次の日、少し目を潤ませて何度もお礼を言いながら、マサキは帰っていった。
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
