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Oside
それからマサキは俺らと一緒に住み始めて。
俺と翔くんが学校行ってる間は
家のことを手伝ってくれる。
何かやらせてくださいって頼みこまれてね。
覚えるのには少し時間がかかったけど
器用だし片付け上手みたいで、手際よくやってくれてた。
名前も、いつの間にかおおちゃん、しょーちゃんって呼んでくれるようになって、俺らもマサキとかって呼んでる。
休みの日、おいらが食料の買い出しに行こうとすると。
マ「おおちゃ、どこいくの？」
O「スーパーだよ。食べ物買ってくるの」
マ「おれもいく！」
S「え、でも……えっと」
そう。マサキはまだ俺らの家から出たことがないんだよね。
外でこんな格好してたら不思議だろうから。
マ「あっ、それはだいじょーぶ！おおちゃんとしょーちゃんにしかおれの姿が見えないようにできるの」
O「そんな技があったの？」
マ「うん！おれらは地上におりてくるときはふつう、じぶんの姿が見えないようにしてくるんだよ」
S「へぇー、でも俺らには見えてたよね？」
マ「うん、ケガして具合わるくなってたから、そのコントロールがうまくできなくなってたみたい…」
O「そうか〜。じゃ、一緒にスーパー行こうぜぇ〜」
マ「やったぁ！しょーちゃんもいこ？」
S「俺？んー、じゃあみんなで行くか。ついでにどっかで飯食べてこ」
O「りょーかーい」
.
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
