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Mside
目を覚ますと、もう朝だった。
隣を見ると、まだ眠っているまー。
昨日よりは苦しくなさそう。
額に手を当てても、夜より下がっていそうな感じだった。
すると、ゆっくりと目が開いて。
M「ごめん、起こしちゃった？」
A「……」
M「おはよ。」
A「…ま…じゅ……」
今、まつじゅんって言ってくれたよね？
やっと声が聞けた。目も合わせてくれたし。
M「うん。おはよう、まー」
不安げに揺れる瞳をこちらに向け、手を伸ばしてくる。
その手を俺の背中にまわして、そっと抱きしめた。
少しして、翔くんが覗きにきた。
S「おはよ、ふたりとも」
M「おはよう翔くん」
A「…はよ…」
S「今日俺と雅紀で雑誌の取材なんだけどさ、
休んだ方がいいよね？」
A「…ゃ……い、く……」
ふるふると首を振る。
いや。無理だろ。
昨日より下がったとはいえ、まだ少し熱あるし。
本人は何も言わないけど、体も痛いだろうし。
元気いっぱい相葉ちゃんとして仕事できるような精神状態でもない。
幸い、俺は今日夜に1つだけ仕事だから、
それまで見てられる。
結局、まーの代わりににのが行ってくれることになった。
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
