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Mside
少しして、まーの息が荒くなってきていることに気がついた。
M「まー？」
A「ﾊｧ…ﾊｧ…」
ずっと抱きしめていたからわからなかったけれど、
体も熱いような気がする。
M「リーダー、まーの体触ってみて。熱あるかも」
体とおでこに触れたリーダー。
O「あっつい……すごい熱だよ…」
M「ベッドに運ぶか」
O「うん。必要な物は持っていくから、お願い」
M「うん」
まーの部屋のベッドに寝かせて、
リーダーが持ってきてくれた冷えピタを貼り、
スポーツドリンクを飲ませる。
A「ﾊｧ、ﾊｧ…ﾊｧ…」
青白い顔でほっぺだけ赤く染めて、苦しそうに呼吸するまー。
どれくらい外で座り込んでたのかわからないけど、
あんなびしょ濡れになるまで雨に打たれてたら
高熱も出るよな…
もしかしたら精神的なものもあるのかもしれないし。
なんでいつも、まーばっかりこんな目に遭わなきゃいけないんだよ。
そんなことを考えながら見つめていると、
ようやく寝息をたてはじめた。
そのあと、翔さんとにのも帰ってきて、
リーダーから話を聞いて部屋に様子を見にきた。
でもあんまり人数いると起こしたらいけないからって、
心配そうに頭を撫でて出ていった。
苦しそうだけど眠れているのを確認して、
俺も一緒にベッドの布団にもぐり込む。
寝ている間にまーがどこかに消えてしまわないか不安になって、手を握って目を閉じた。
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
