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*
「...! ...A... ?」
きっと、大丈夫だから。
「...気のせい、よな... 」
あなたは、ひとりじゃない。
「...いや...きっと、そこに、おるんやな」
あなたの周りには、
あなたの歩く道には、たくさんの仲間がいる。
「...いつまでも、こないな姿みせとったら、怒られてまうわな... 」
「ふ、ふっ... 、そうだよっ...許さないんだからね...!」
私も、みてるから。
あなたをずっと、見守ってるから。
「...全国で、悔いのないバレー、してくるわ」
そういって空を見上げる北の顔は、どこか清々しいようであった。
「せやから...見ててくれな、A」
"菊池A" と刻まれた墓石に手を合わせて、目を閉じる。
再び開けられたその目に、もう泪はなかった。
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つときょ(プロフ) - 作者さん» 本当ですか!?楽しみにしてます! (2020年12月25日 20時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - つときょさん» ありがとうございます!このお話は実はこれで終わりではないので、少し先になりますが 楽しみにしていていただけたらと思います。嬉しいお言葉本当にありがとうございます! (2020年12月24日 22時) (レス) id: ed687f0afb (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - とても素敵なお話でした!本当に考えて作られていてすごいです‥! (2020年12月24日 21時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2020年12月18日 14時