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多分無意識だった。
いつの間にか手に持っていたスマホの画面には、志麻くんへのメッセージが表示されていた。
たった一言、
「たすけて」と。
消さなきゃと思った時にはもう遅いく、既読のマークがついた。
なんで、どんな気持ちで彼に会えばいいのか分からないのに。
間違えたって、言わなきゃ。
慌てて電話をかける。
「.....志麻くん！」
『さっきのあれ、どうしたん？』
「打ち間違えたの。だから、」
『体調、悪くなったん？』
「違う。大丈夫だから、気にしないで」
「『もう遅い』」
二重に聞こえた声に振り向くと、志麻くんが立っていた。
手には合鍵。
肩で息をしている彼の額にはうっすらと汗が滲んでいる。
「な、んで」
電車もないのに。
「あんなん送られたら来ないわけにいかんやろ」
「だから、それは間違えただけ...ほら、風邪移っちゃうから早く出てって...！」
彼の肩を押す手を掴まれた。
「風邪なんて嘘」
「嘘じゃない、本当に体調悪くて...」
「坂田のせい？」
その言葉に俯いていた顔を上げると、真剣な顔の志麻くんがこちらをただ見つめていた。
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ゆめ(プロフ) - こんにちは。二人の間でグラグラしている夢主と、行動を起こした坂田さんと、不安な志麻さんそれぞれの視点で進むお話がドツボです。まろまゆこさんのペースで応援してます、、！ (2020年1月31日 16時) (
レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26 - すげぇ、、、すき(告白) まーしぃとさかたんの汚い一面がまた面白いｗ これからも楽しみにしてます あとこれは完全な個人趣味ですが、こういう必要以上に改行しない作品好きですねぇ (2019年5月26日 15時) (レス) id: 68377bc296 (このIDを非表示/違反報告)
夜浪 紗奈 - 続きがめっちゃ気になる！これからも頑張って下さい！ (2019年5月11日 10時) (レス) id: ed71a26e06 (このIDを非表示/違反報告)
まろまゆこ(プロフ) - 夜浪 紗奈さん» ありがとうございます！ (2019年5月4日 16時) (レス) id: 0a41dd36db (このIDを非表示/違反報告)
夜浪 紗奈 - 想像だったんですか！想像でここまで、面白く書けるなんて…凄いですね！ (2019年5月2日 16時) (レス) id: ed71a26e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろまゆこ | 作成日時：2019年4月25日 15時
