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9.お願い ページ11

それから1週間がたった


ライカの体調が急に悪くなった
俺は病院に連れて行こうとしたが

ライカ「やめて……
……レオリオと二人でいたい……
…病院行っても、結局は入院して、点滴するだけだし
そこまで、長く持たないと思う……
だったら、家でが……いい…」

ベットの上で
苦しそうに肩で呼吸をするライカがそういった

最後は、ライカの生きたい逝きかたで……

だから俺は病院に連れていくのはやめた。
けどライカはこんなに苦しそうなのに、ライカを助けれないのは悔しい

俺は本当に最低だ

結局ライカを助ける事が出来ないのか


悔しい


ライカ「レオリオ……そんな悲しい顔しないで……
私……レオリオの笑ってる顔がみたい
だって
レオリオ、笑ってる方がいいもん」

レオリオ「…ああ……
悪い……
でもライカ……オレ」

ライカ「私を助けれなかった……とか?
そんなこと……ないよ……?」

ライカはむせかえった。

その時、どこかの血管が切れたのだろうか、血が流れた

レオリオ「わかった……!!もうしゃべるな……」
そう俺が行っても、ライカは話そうとする

ライカ「私ね…
ずっとレオリオ…に…
言おうと……
言わないと……いけないって……
思ってた事があるんだ………
あのね……

私と一緒にいれて……楽しかった?」

レオリオ「当たり前だ!!
だからライカにはまだ生きててほしい!!
まだ逝かないで欲しい!!」

はじめて、ライカに告白された時みたいに、
頭よりも先に口が回る

ライカ「そう言って…もらえると嬉しいよ……
でも多分もう……無理だよ……
だって……」

レオリオ「わかったから……もう……」

俺は必死になった

今までにないぐらい、必死で、

ライカ「私が……逝っても、レオリオは生きてね……

生きて……私以外の人を…みつけてね……
絶対だよ……?」


なんでだよ……死ぬ前提で…なんでそんな事言うんだよ


レオリオ「オレは……」

ライカ「…生きるの……あとね、
やっぱり、レオリオにはお医者さんになってほしいな……

でも本当は……一緒に働きたかった……」

レオリオ「ライカ……」

ライカ「生きて……
私よりいい人と一緒になって……
絶対いるはずだもん……
……レオリオの事好きになる人が

だから――」

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アヤミ(プロフ) - けだる〜い1日さん» ありがとうございます!感動だなんて……嬉しいです!! (2019年1月17日 20時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
けだる〜い1日(プロフ) - レオリオの真っ直ぐなところがすごく心に染みました!感動です! (2018年8月19日 0時) (レス) id: 173bd551c4 (このIDを非表示/違反報告)
杏田優(プロフ) - アヤミさん» こちらこそだいぶお返事遅くなってしまいすみません汗私も書くですがスマホだと長続きしないのでとても考えて作ったのかなと感じた作品でした。レオリオ作品は万人受けではないのですが良かったら作って頂けると少なくとも私は楽しんで読みます笑 (2017年12月19日 1時) (レス) id: 55a6d79c7e (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 杏田優さん» お返事遅れてしまいすみません! こんな素晴らしい感想いただいたのが初めてなもので、感動しました!短い中、読者様が飽きないようと考え濃い物語になるよう頑張りました!そうですね…レオリオのお話をまたどこかでかけるようなら書かせていただきます! (2017年10月27日 8時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
杏田優(プロフ) - すごく時間がたってしまったのですが私もレオリオが好きでとても楽しませて読ませて頂きました。泣いてしまいました(笑)短いのがとてももったいないほどの作品ですね。お時間あればまたレオリオ関係の作品を作って頂きたいです。これからも頑張ってください! (2017年10月18日 0時) (レス) id: 55a6d79c7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アヤミ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年9月20日 17時

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