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1.どんな人 ページ2

ゴン「ん?どうかしたの?」

ゴンが俺にそう聞いてきた

レオリオ「この墓地に、知り合いの墓があるんだ。
出来れば、そこの墓にもちょっくら顔を出したいんだが…」

そうだ、オレは前会長用の花束のほかに、
もう一つ、リンドウや小菊の花束を持っていた。


 
オレはゴン達を連れて「あいつ」の墓まで行った

約半年ぶりだろうか。

花を入れ替えるためにまずは水で墓を洗った。


そして花を入れ替え、小さなコップに水を注ぎ、ろうそくに火をつけて拝んだ。


オレが拝み終えた後、もう一度その墓を見た。

ずっと変わらず書かれているその文字を見た。


 ―― ライカ=マーギカ ――


ゴン「ねぇ、レオリオ。
この人、どんな人だったの?」

ただに好奇心だろうか。
ゴンがライカの事を聞いてきた。

オレは淡く笑って答えた


レオリオ「あぁ、こいつは、身勝手な人の話を最後まで聞かない奴だ。」

キルア「多分、レオリオよりは聞きそうだけど」

レオリオ「んだと、キルア!」


おっと、話がそれてしまった。

レオリオ「ん"ん。
まぁ、一言で終わらせるなら、俺の彼女だ」

っと、牙を出しながら笑う俺に全員、目を丸くしていた。


キルア「えぇ……レオリオに彼女とかありえねぇ」

クラピカ「同感だ。何かの間違えとかだろ」

キルアとクラピカは俺を疑うかのような眼差しで見てくる。

レオリオ「マジだって!!」

そういっても、誤解は解けないだろうと思った時、キルアが声を上げた

キルア「わかった!!
あれだ、その子絶対可愛くなかったろ!!」

レオリオ「テメぇ、マジでそれは失礼だぞ!!本人目の前にいる前で!!!」

ったく、親の顔が知りたいわ

ゴン「え!じゃあ、写真とかもってるの?!」

レオリオ「あぁ、持ってるぞ」

ゴンだけがやっぱり味方だ。


ゴン「ほんと?!俺、ライカさんのこと見たい!!」


オレはいつも持ち歩いてるという手帳から一枚の写真を出した。


そこに映っているのは、まだ若さが抜けないオレと一緒にピースをする赤褐色のくりくりとした綺麗な瞳に琥珀色のふんわりとした髪の女性…ライカが映っていた。

ライカは、美しい。その一言にすぎなかった。


キルア「え、レオリオの彼女…?この人が」

キルアが半信半疑の声を上げる

するとクラピカが

クラピカ「ボソリ)…綺麗」

そう呟いたのだ

クラピカが呟くぐらいだ。

やっぱりライカは綺麗なんだ。

×××→←0.命日



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アヤミ(プロフ) - けだる〜い1日さん» ありがとうございます!感動だなんて……嬉しいです!! (2019年1月17日 20時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
けだる〜い1日(プロフ) - レオリオの真っ直ぐなところがすごく心に染みました!感動です! (2018年8月19日 0時) (レス) id: 173bd551c4 (このIDを非表示/違反報告)
杏田優(プロフ) - アヤミさん» こちらこそだいぶお返事遅くなってしまいすみません汗私も書くですがスマホだと長続きしないのでとても考えて作ったのかなと感じた作品でした。レオリオ作品は万人受けではないのですが良かったら作って頂けると少なくとも私は楽しんで読みます笑 (2017年12月19日 1時) (レス) id: 55a6d79c7e (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 杏田優さん» お返事遅れてしまいすみません! こんな素晴らしい感想いただいたのが初めてなもので、感動しました!短い中、読者様が飽きないようと考え濃い物語になるよう頑張りました!そうですね…レオリオのお話をまたどこかでかけるようなら書かせていただきます! (2017年10月27日 8時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
杏田優(プロフ) - すごく時間がたってしまったのですが私もレオリオが好きでとても楽しませて読ませて頂きました。泣いてしまいました(笑)短いのがとてももったいないほどの作品ですね。お時間あればまたレオリオ関係の作品を作って頂きたいです。これからも頑張ってください! (2017年10月18日 0時) (レス) id: 55a6d79c7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アヤミ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年9月20日 17時

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