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燃え盛る炎
物が崩れる音
赤、赤、赤...
ハッと目を覚ますと、ピッピッピと一定の機械音が鳴り響いている真っ白な部屋だった。
...なんだ、生きてるんだ...
「波田Aさん、目を覚ましました！」
そう声を上げるナースに私は周りをみるけど、視界はまだぼやけたままだった。
視界がはっきりした頃、橘先生が私の胸の音を聞いていてその後ろで西条先生がその様子を心配そうに見ていた。
「気管熱傷によりしばらくそれは外せない、喘息の発作のこともあるから慎重にやっていこう。大丈夫だ、目が覚めたんだから」
そういって優しい表情をした橘先生に、周りの人たちがほっとしていたのに気が付いた。
そうだ...
お父さん...
そう思って橘先生と西条先生をみれば、二人は感づいたようでお互いが視線を合わせていた。
「Aちゃん」
そういって椅子へと腰かけた西条先生は私の手を握った。
「守は、亡くなったよ。助けられなくて、すまなかった」
そういって頭を下げた西条先生に、橘先生。二人だけじゃない、奥にいる森本先生や三井先生も、静かに頭を下げたのが視界に入った。
「っ...」
私は流れてくる涙を止められずにぬぐおうとすると、西条先生がそれをすぐに止めて涙をタオルで抑えてくれた。
「悪かった」
違う。
そういう意味を含めて頭を横にかすかに振った。
お父さんを殺したのは私だ。
誰のせいでもない。
私が殺した。
私が、判断を下した。
私が、お父さんを、見殺しにしたんだ。
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なの(プロフ) - 紺碧さん» いつも楽しく見させてもらってます！！あの、新しい夢小説のリクエストってしても大丈夫ですか、？ (2022年2月2日 14時) (
レス) id: 6d95e2742f (このIDを非表示/違反報告)
レー - 聞いていいですか？ (2021年3月13日 13時) (レス) id: e2fca41a38 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん - 続き楽しみにしています！ (2020年6月25日 18時) (レス) id: 5037ca489f (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - 更新楽しみにしてます(´∀` これからのストーリ楽しみにしてます！！ (2018年7月24日 4時) (レス) id: 96ffb2a076 (このIDを非表示/違反報告)
み - 更新楽しみにしています！ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2018年3月10日 12時) (レス) id: 1f5bab3162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mono | 作成日時：2017年8月28日 23時
