MAJOR 第２シリーズ

第五話 寿也の過去４ ページ45

山根「もう良い。済んだ事をネチネチ二人で言ってんな！ドンマイの一つも言えねーのかてめーらは」

A「っ！」
吾郎「な、なに！？」

みんなが守備に行く

大林「ドンマイ、ドンマイ！あのピッチャーならまだチャンスはあるよ！」
小森「うん」

大林が小森を慰め、Aと吾郎は何か違うと思い始めてしまった

A(何…この雰囲気…何か変だよ…)
吾郎(俺らが間違ってんのか！？俺は誰にも迷惑がかからない様に秘密練習してAはそれに付き合っててくれてただけじゃねーか…俺らは俺ら自身の勝ちが勿論チームの勝ちにも繋がると思ってやった事さ…！)

A(でも、一緒に練習しなかったり、みんなに吾郎の事を相談しなかったっていう事が…みんなは気に入らないの…)

A、吾郎((それがチームワークだって事を言いたいの(のか)！！))

吾郎の球を打たれ及川がボールを取れずカバーが遅くなり一人の選手がホームベースに行き一点入り4対0になってしまった

吾郎「何やってんだてめーら！チンタラやってんじゃねーよ！」
及川「な、なに！」

吾郎「なに無茶なダイビングしてんだ及川！これ以上点やれねーのにノーアウトランナー無しでやる様なプレーじゃねーだろ！」

A「吾郎…」
吾郎「レフトもライトもなに突っ立ってやがる！打球が来たら常に最悪を予測してカバーに入るのは常識だろ！？てめーら一体どんな練習してやがった！」

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