検索窓
今日:16 hit、昨日:6 hit、合計:80,607 hit

妖怪筆師!一つ目小僧、、、6 ページ25

一つ目「僕が文字を書くとそれが現実になる。僕のたった一つの能力さ…会社や仲間と良く行く街の場所にはみんな僕が文字を書いておくんだよ。僕を人間と信じる"信"の文字…だからみんな僕の一つ目の顔を見ても何とも思わない…それが普通だと信じ込まされてる訳…。会社での君の反応にはドキッとさせられたけど…まさか妖怪の彼女が居たなんてね…もう妖怪が居るって知ってるんだから僕の術が効かない筈だよなぁ」


鷲尾「…でもそれって」

一つ目小僧の説明が終わり鷲尾が口を開くと一つ目小僧は「ん?」首を傾げる

鷲尾「それって物凄い力なんじゃないですか?その気になったらそれこそ何でも出来てしまう様な…人をいや、街を自由に支配出来るんじゃ…「出来ると思うよ?」え?」
一つ目「…興味ないけどね。僕は人間の仕事が好きなだけなんだ…江戸の昔から人間を脅かして遊んでいる内にいろんな仕事をしている人を見ていたら…人間は凄いなぁ…面白い物を作るんだなぁ…って、それで僕は人間と一緒に仕事をしてみたくなったのさ!」

一つ目小僧はベンチから立ち上がる

一つ目「僕の生き方に合ってたんだ!気がついたらのめり込んじゃってさぁ…ぁごめん調子に乗っちゃって」

一つ目小僧は本当に楽しそうに語り後ろに座っていた鷲尾を見つめ謝ると鷲尾は安心した様に笑う

鷲尾(この妖怪は悪い妖怪じゃない)

妖怪筆師!一つ目小僧、、、7→←妖怪筆師!一つ目小僧、、、5



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年5月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。