MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ38)

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第十六話吾郎vsマニュアル野球４ページ38

静香『2番、ショート関君』

薬師寺「送れ、関！二塁なら俺が必ず返してやる」
吾郎「ほー、聞き捨てならない事言うじゃん？巻き毛君」

どうやら薬師寺の言葉にヤル気がでる吾郎。吾郎の性格をよく知ってるAも吾郎がこれからやろうとしている事が分かってしまった

A(あー、吾郎に喧嘩売っちゃって…でもまぁ私もちょっとイラっと来たかな？)

関は薬師寺の言う通り送りバントをするがアウトになってしまい戻ってくる

大場「流石バント職人」
関「いや、今のはわざとバントさせたんだ」
大場「何？」

静香『3番、サード薬師寺君』

薬師寺「成る程…海堂のマニュアルをコケにした野球ってのは本当らしいな」
吾郎「別に？俺はただしびれる野球がやりたいだけさ」
薬師寺「だったらよそでやれ。今すぐこの俺のバットで貴様を海堂から叩き出してやる」
吾郎「いいねぇ。結局野球の醍醐味はこういう男と男の真剣勝負でしょ」

吾郎はワインドアップをし塁にいた渡嘉敷が走り三塁まで走る

薬師寺(こいつは理想と現実の区別がついていないようだな。何が男と男の真剣勝負だ。今時流行らねーんだよ、そんなのは)

薬師寺は吾郎の勝負には乗らずバントし渡嘉敷がホームまで走る。ボールは三塁の線まで転がる

三宅「嘘やろ！」
寿也「駄目だ間に合わない！見送れ！」

渡嘉敷がホームインし薬師寺が一塁まで走る…だが