MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ26)

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第十五話特待生の実力１ページ26

静香『では改めまして4番ファースト大場君。ついでにピッチャー茂野君』
吾朗「！ついでって何だよついでって！」

静香についでと言われコケる吾朗…そして吾朗はフォームを作り投げ、大場は空振り三振する

薬師寺「何だ？変化したのか？今の」
米倉「スライダーか何かだろ。大場があの程度の真っ直ぐを空振りする訳がない」
A(…？何だろう…今のボール)

吾朗の球を見て違和感を覚えるA

薬師寺「おい何も三振する事ないだろ」
渡嘉敷「何だった？やっぱスライダー？」
大場「…分からない」

大場「多分真っ直ぐだ。真っ直ぐだとは思うんだが…消えたんだ」
渡嘉敷「消えた？」
大場「いや…もちろん消えてなくなったわけじゃないが…途中から球が見えなくなった…。気が付いたらとっくに球がミットに収まってた」

A(吾朗の球夢島に行く前より速くなってる…そして何より球が消えるという事は…もしかして)

その後、特待生チームに対し夢島組は0点で抑え夢島組の総攻撃が始まる…Aはスッと立ち上がりベンチの入り口のドアを引く

A(そろそろ三人が戻ってくるよね…迎えに行かなきゃ)

静香に頼まれある三人を迎えに行き外に出で少し待っていると車が目の前に止まり中から甲子園へ行っていた二軍で投手の市原、阿久津そして眉村が出てくる