第十四話 不愉快な野球6 ページ22
(※少し飛ばします)
特待生チームは3点しか取れず寿也の思惑によりチェンジになりそろそろ本気を出してこようよする
本気で投げた渡嘉敷の球を見て夢島組は驚く…
寺門「速さ、球種、コントロール、キレ、緩球…何もかも俺達夢島のピッチャーより上だ…打てっこねぇ!」
三宅「はは…どーりで丸山が通用しねぇ訳だ」
寿也「…それたどうかな」
寿也が否定しみんなが寿也を見つめる
寿也「僕の見る限り変化球のキレとコントロールは丸山君の方が上だ。リリースポイントの高さからくる球の重さと威圧感なら寺門君の方が勝ってるさ。そして…真っ直ぐの速さと威力なら圧倒的に吾朗君の方が上だよ」
誰も守備に行かず田尾が言いに来てみんなが守備につく
静香『3番、サード薬師寺くーん』
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少し前、薬師寺がバッターボックスに行こうとした時
A「薬師寺君…それにみんな」
薬師寺「あ?何だよ」
A「もう本気でやって」
渡嘉敷「はぁ?完全に本気出す訳ないだろ?」
A「…本当にそうなの?さっきは貴方達が完全に油断や余裕を見せたから相手のキャッチャーに足を掬われたの。貴方達が相手のチームに何を思って様が勝手だけど、本気でやらなきゃ勝てない相手だと気付きなよ」
Aの言葉に何も言えなくなる特待生チーム。薬師寺ははぁ…と溜息を吐く
薬師寺「分かったよ」
そう言い薬師寺はバッターボックスへ向かって行った
A(いつまでもこんな野球やらせない。真剣に…本気でやるのが野球だから…後は)
Aはベンチに座る吾朗を見つめる
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月24日 22時