第十五話 特待生の実力7 ページ32
大場「ボールの下だな」
矢尾板「あぁ明らかに全員ボールの下を振っている」
米倉「思った以上にボールが伸びてきているのは確かだ。こっちが低いと判断したボールも低めいっぱいのストライクだったからな」
薬師寺「しかも初速からスピードがあまり落ちない。大場が消えたと感じたのもその所為だろう」
渡嘉敷「まぁそう心配する事もないって」
米倉「眉村みてーな変化球があるわけじゃねーんだ。2順目には捉えてやるよ」
吾郎は5連続打者を三振させチェンジする
静香『4回の裏、夢島チームの攻撃は3番サード三宅君』
三宅「っしゃあ!打ったるでー!ナックル!!」
勢いで打席へ向かうが阿久津は一球もナックルを出さず三振させる
静香『4番、キャッチャー佐藤君』
寿也(流石だな…ナックルをチラつかせとけば何もそれを必ず使わなくても打ち取れるって事か…となると、追い込まれるまでは他の球に狙いを絞った方が得策だが…)
阿久津が投げ寿也は見送る
田尾「ストライク!」
吾郎「手ェ出せ寿!追い込まれたらナックルが来るぞ!」
寿也は2球目も見送る
吾郎「てめー寿ぃ!人の話聞いてんのか!!」
草野「ガタガタ騒ぐな!あいつがただボンヤリ立ってる訳ないだろ!良いから黙って見てろ」
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月24日 22時