MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ4)

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第十一話また・な…７ページ4

吾郎は二階に上がり、Aの部屋のドアをノックするとAがドアから顔を出す

A「どうしたの？」
吾郎「俺…Aや母さんの言う通り勉強だけで海堂を諦めようとした…でも、お前や母さんのお陰で、自分の好きな野球の為なら何だってする…！俺に勉強を教えてくれ！」

吾郎は茶封筒をビリビリに破りグシャッと握り潰しAに勉強を教えてくれと頼むとAは目を開き「うんっ！」と返事をする

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次の日も寿也に教えてもらい夜はAに教えてもらう。学校の授業でも吾郎はひたすらノートを取り分からないところはAか寿也に聞き試験対策をしていた

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そして、試験日当日…

試験も面接もないAはひたすらマネージャーに必要な事を英毅から貰った参考書で勉強していた…夕方になりガチャッと扉が開く音がしAが下に行くと吾郎が帰ってきた

A「ご、吾郎…試験間に合ったの？」
吾郎「あぁ…何とかな」
A「そ、それで…結果は？」

吾郎はニカっと笑い親指をぐっと出す

吾郎「実技通過者は全員合格！俺や寿也も合格したぜ！！」
A「よ、良かったぁ！」
吾郎「おう！ところで、母さんや真吾は？」

A「一緒に買い物に行ってるよ…もう少ししたら帰ってくると思うけど」
吾郎「あ、そう…じゃあ俺、部屋で休んでるわ」

吾郎はそう言い部屋に戻っていく

A「おめでとう…吾郎」