MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ20)

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第十四話不愉快な野球４ページ20

寿也「相手のキャッチャーが言ってたんだ」

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米倉『せーぜー楽しんで下さいよ？歓迎試合なんですから…にしてもウチのマネージャーも恐ろしいねぇ。このようサービス、元は監督が二、三回まで続けろって言ってたんですけどねマネージャーが「この点取りサービスは初回限定。後の回は全力でやれ」なーんて言うんですからね。よっぽどあんたら夢島組に期待してんのかね？まぁ、今の内にしこたま点を取っといた方がいいですよ

どうしたんスか？こんなにいい球投げてやってんだから、どんどん打って下さいよ。今の内ですよ？マネージャーの優しい点取りサービスは』

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寿也「ってね…いくら監督の命令でも野球に真剣なAがそんな事にのるなんて…」
吾朗「本当にそうかね？」
寿也「え？」
吾朗「確かに俺もAがこんな事をしてるのは許せねぇ…けどな、あの監督が二、三回まで続けろって言ったのにAが反対して初回だけにした…そんな事を言うあいつがこんな事をする訳ねーよ。お前だってよく知ってんだろ？」

吾朗の言葉に目を開く寿也…だが

吾朗「けどまぁ…許せないのは許せねぇ…後で話し合わねーとな(怒」
寿也「…(そうだ…Aだってこんな試合良い気分にはならない筈。ちゃんと信じよう…)」