導きの少女…12 ページ40
ヴァーミリアン「フリオーソが影使いを追い詰めた様です」
ドクトル「ふむ…」
すると扉が開き真剣な眼差しを向けたプリムラが入ってくる
ドクトル「如何したのだ?プリムラ」
プリムラ「お爺様…」
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そして、包囲された城壁にフリオーソがやって来る
フリオーソ「影使い達は?」
「まだ確認出来ていません!」
フリオーソ「必ずこの一角の何処かにいる…エリア全体に対影砲発射準備!!」
「はっ!」
フリオーソ「奴らを燻り出す!」
ブリューナクがエリア一帯に照準を合わせ発射準備に入り絶体絶命になるA達
ノイ「…此処までか」
シュウ、A「「…っ」」
するとヴァーミリアンから通信が届き、通信機が鳴りフリオーソは通信機を手に取り出る
ヴァーミリアン「フリオーソ聞こえるか?」
フリオーソ「何か?」
ヴァーミリアン「兵を引け。全軍を城へと集結させろ」
フリオーソ「なっ…何故ですか!?勝負はもう…!」
ヴァーミリアン「神託が下りた。戦闘の続行は許可出来ない…これはプリムラ様の御神託だ」
フリオーソは目を開き口を噤み…そして目をゆっくりと閉じ通信機から耳を離す
フリオーソ「全ては巫女の導くがままに…」
フリオーソは振り向き撤退し、その後に続く様に兵士達も撤退し照明弾の光が消える
マルマロ「敵が帰って行くマロ!」
マルマロ、ブーケ「「助かった…/マロ」」
ブーケ「でも如何して?」
ノイ「分からない…」
シュウとAは立ち上がり遠くにそびえ立つ城を見つめる
シュウ(プリムラ…)
A(プリムラ…ジーロ)
Aはプリムラやこの場に残ったジーロの事が気掛かりとなり心配していた
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月5日 0時