白の旅団…１２ ページ26
ブーケ「そんなぁ…！うぅっ…ごめんなさい」
シュウ「良いよ…ブーケが居なきゃこうして外に出る事も出来なかったんだから」
ノイ「安心しろ確かにブーケのミスではあるが他にも町を出る方法はある筈だ」
ブーケ「その言い方なんかムカつくんだけど」
A「ブーケのお陰で警戒は南に集中してる…だからその逆を行こう」
「お前達！此処で何をしている」
白の旅団の兵士3名の内1人が持っていた灯でA達を照らしA達はギクリと反応する
シュウ「いや、あの…その」
「子供？」
「子供がこんな時間に何をしている」
「いや待てよ？確か手配書では影使いは子供の5人組だとか」
兵士の1人が肩を叩かれ全員が横を振り向くとサーベルタイガーがいては殴り気絶させ、その隙にA達はその場から離れる
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ーニルヴァーナ 城内ー
フリオーソ「情報のあった宿屋にやはり影使い達がいた様です」
ヴァーミリアン「又しても奴らを逃したか」
フリオーソ「申し訳ありません…。しかし、奴らは何故このニルヴァーナに？」
ヴァーミリアン「分からん。いずれ何らかの神託があるかもしれん」
フリオーソがヴァーミリアンにドクトルはこの事を知っているのかと問い掛けると、既に使いをやったと答えた
ヴァーミリアン「何れにせよ我らは巫女の導きに従わねばならん」
フリオーソ「ま、奴らの確保は時間の問題でしょうがね」
ヴァーミリアン「既に影使い達は我らの仕掛けた罠の中…だがあの戦闘なれしている少女には気をつけねばならん」
フリオーソ「ただの子供があそこまでの判断力があるのは何故なのでしょうか？」
ヴァーミリアン「…」
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作者名：勿忘草 x他1人 | 作成日時：2017年2月5日 0時
