名探偵コナン 〜心の傷を癒して…〜

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灰原は女ボスの落とした銃を発砲した事で目暮警部に怒られ泣いてしまい、慌てる。コナンは灰原を送っていると…

コナン「おいもう泣くなよ…君ん家この近くなんだろ？…(ったく、やってらんねぇぜ…黒ずくめが人違いで拍子抜けしてんのにベソかいた女の子のお守りをしながら、家までお供なんてよ…)

じゃあな！あとは一人で帰れるよな！」

コナンが横の道に行き帰ろうとすると灰原は泣き止み…

灰原「…APTX4869」

コナンはえっ？と言い振り向くと灰原の雰囲気が変わっていた

灰原「これ、何だか分かる？…貴方が飲まされた薬の名称よ」
コナン「な、何言ってんだよ？俺はそんな変な薬なんて…」
灰原「あら？薬品名は間違って無いはずよ…



組織に命じられて私達が作った薬だもの」

コナンは顔色を変える

コナン「そ、組織？作った？…ハハッ…まさか…子供の君に何が…」
灰原「貴方と一緒よ？私達も飲んだのよ…細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で、神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛…それら全ての細胞が幼児期の頃まで後退化する…。神秘的な毒薬をね」

コナン「は、灰原…お前まさか…」
灰原「灰原じゃないわ…」


灰原は、横髪をかきあげ振り返る

灰原「シェリー…これが私のコードネームよ…どう？驚いた？工藤新一くん？」

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