名探偵コナン 〜心の傷を癒して…〜

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「…」

Aが震えているとコナンがAの手を重ね握る

コナン「（人１）…一緒に出よう…僕も一緒なら大丈夫でしょ」
「……こ、コナン…くん」

コナンに手を繋いでもらい今度は何の恐怖も無く車から出られて事務所に入る

(どうして怖かったんだろう…分からない…怖くて仕方なかったのにコナンくんに手を繋いでもらったら…何の恐怖も無かった…寧ろ、ドキドキして…でも切なかった…どうしてなんだろう…



…どうして…)


ー事務所内ー

小五郎「二階の此処が事務所だ…俺はいつもあの机で難事件を解いているんだ！」
コナン(いつもビール飲んでテレビ見てるだけじゃねーか)

ー三階ー

小五郎「三階の此処がリビング…で、こっちがお前の部屋だ」

小五郎は蘭の部屋を開け蘭がAと共に部屋に入る

Aが部屋をキョロキョロと見てとある写真を見る

その写真は蘭と新一がトロピカルランドに行った時の写真

「これ…」
小五郎「こいつは工藤新一と言ってな…蘭の事を誑かそうとしているとんでもねー奴だ！」

小五郎が写真をパタッとひっくり返す

コナン(誰が誑かしてんだよぉ！)

「…あ…」
蘭「お父さん！（人１）ちゃんに変な事を言わないでよ！」

Aは机にある道着を手に持つ

コナン「あ、（人１）、柔道やってるんだよ！」
「私が…柔道を…？」
英理「小学校の都大会で優勝したのよ…覚えてない？」

「…いえ」
英理「…そう…」

小五郎と英理、蘭は元気をなくす

「でも、心配ありません…その内全部…全部思い出しますよ」

Aは元気づけようと笑顔で言うとぱっと明るくなる

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