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んでもさ、こいつの家に泊まるってことはつまりそういう事だろ？
俺としてはゆっくり関係を進めて行きたいんだけど。
「やっぱ帰ろっかな。」
あの後、Aの家に着いてからそう告げると眉毛を下げてわかったって。
『ねえ...』
「ん？」
どうした？って数歩進んでた足をまた戻してAの顔をのぞき込む。
『ほんとに帰るの？
明日休みでしょ？』
俺だって泊まりたいよ？これでも必死に理性と戦ってんのこいつは分かってないんだろうな。
「いや、休みだけど。」
『じゃあ、いいじゃん。ね？』
「んー。...いいの？」
うるうるとした目で見つめられ、俺の理性はあえなく崩壊。
いいよってしれっとした顔で、マンションのエレベーターに向うAだけど、耳真っ赤になってんの隠せてねえつーの。笑
「何階だっけ。」
『15階』
エレベーターの電子掲示板の数字が半分位まできた時にそっとAの腰に手を当てる。
驚いたように後ずさりした後、ちょっとって小さく声を洩らした。
「なに。笑」
『ちょっとは我慢してよ』
「へえ...今、我慢したら部屋行った時は我慢しなくていいんだ」
『もぅ...』
慣れてそうなのに、すぐ顔真っ赤になるとことか。好きだな俺。
そんなこと言ったら怒られるから言わねえけど。笑
エレベーターが15階に着いて、部屋に向かう間もずっと手はAの腰の位置。たまに、スルスルと手を上らせて艶のある黒い髪を触ると擽ったそうに俺の手を払う。
そんな押し問答を繰り返しながらAの部屋へと上がり込んだ。
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葵(プロフ) - たかあやさん» そう言っていただけると嬉しいです(；＿；)更新暫く滞っていて申し訳ないですが、ご期待に添える事が出来るように頑張ります･･･！ (2018年6月30日 19時) (
レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
たかあや(プロフ) - この感じの岩ちゃん臣は初めてですごいハマってます(*^^*)いいなぁ。こんな風に挟まれたい(笑)全くこの先の展開が読めない！！それがいい！！更新楽しみにしています！！ (2018年6月30日 16時) (レス) id: 9513f20f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年3月16日 13時
