純粋と汚れの涙H×H (ページ49)

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38話ページ49

イ「………」

貴「………」

灯りの火の揺れる音が聞こえる

先程リッポーさんからアナウンスがあった

どうやらこの道は協力の道だという

何を協力すればいいのかな？

イ「……」

貴「……」

ってか何この沈黙！

さっきから何にも話してくれないよ！！

うー！私はこういう空気が苦手なんだよーー！

………でも、何かやらかしたらあの針飛んで来るんだろうなあ

いや、まて

イルミはキルアのお兄さん！

きっとキルアの性格に似てるはず！！

そうか！ツンデレなのか！うんきっとそれに違いない！！

よーしここは私がひと肌脱ごうじゃないの

貴「ねーえ、イールミ！！」

よしまずは兄心をくすぐってみよう

イ「なに」

貴「キルアってさすっごく可愛いよね！」

イ「知ってる」

即答……

貴「え、あ、その……
　あ、イルミってキルアの事大好きなんでし
　よ！！」

イ「うん」

なんで即答！？羞恥心は無いの！？←人の事言えない

あれか！？ブラコンなのか！？
　

それにリアクションうっす！！

キルアでさえもっと返してくれるよ！！

似てない！この兄弟絶対似てない！！

イ「さて、そろそろ出てきてもいいよ？」

？「ふっ気づいてたのか、中々やるじゃねえ
　か」

貴「え、今呼ぶの？襲ってきたところを返り討
　ちにするのかと思ってた」

イ「んーそうしようかと思ったんだけど
　足音うるさくて、今殺っちゃおっかなっ
　て」

貴「うわー気変わるのはっや」

？「骨の有りそうな奴らで退屈せずに済みそう
　だぜでもいつまでその余裕は保つか
　な？」

パチン

男が指を鳴らすとぞろぞろと人が湧いてきた

イ「囚人を倒してからじゃないと先に進めない
　か……」

貴「怖いの？」

イ「まさか、めんどくさいだけ」

貴「ですよねー」

ざっと数えて100人

2人で協力して倒せってか

……簡単じゃね？

イ「セイラ1人でいけるよね」

貴「え〜いけるけど……
　手伝ってよ〜〜
　早く寝たいんだよ〜」

イ「俺関係無いよね？」

貴「む〜

　 ……後でキルアの可愛いかったところ教える
　から！………ダメ？」

イ「…………ハア
　絶対だからね？」

貴「え、うん！」

マジカ

はい！決定イルミは正真正銘のブラコンです！

あーあ早く4人に会いたいなー