純粋と汚れの涙H×H (ページ16)

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12話ページ16

木々が開いた場所には

無造作に転がる死体

顔が腫れ上がり倒れているレオリオ

ホッ、クラピカの姿は見えないから無事に逃げれたのだろう良かった…

レ「俺の心配は！？」

貴「五月蝿い黙って倒れてろ(ギロッ」

レ「(俺の扱い……)」

その中心には変態ピエロに首を締め上げられているゴンが………

貴「ヒソカァ！！私のピュア天使になにさ
　らしとんのじゃあああああ！！！」

私の飛び蹴りがヒソカの脇腹にヒットした

よっし(ガッツポーズ

ヒ「！♠」

その途端ヒソカの手がゴンから離れた

ゴ「ゲホッ」

貴「ゴン！大丈夫！？」

ゴ「っセイラ？どうして？」

ヒ「セイラ酷いじゃないか♣
　突然蹴ってくるなんて♥」

貴「だまらっしゃい！！私にトランプを投げ
　るだけでは足りずにゴンにまで手を出し
　たんだから当然の制裁だ！
　ついでにレオリオも」

ゴ「(ついでなんだ…)」

レ「(俺の扱い……)」

ヒ「なんか彼可哀想だね♦」

貴「ふぅ少しスッキリした〜
　 ………また随分と殺ったんだね」

ヒ「毎度のことだろ？♥」

　

貴「はぁ、仕方ない、
　＜フレイムフェアリー＞！！」

腰に掛けていた短剣に炎を宿らせた

ゴ「！？」

私が短剣を死体達にかざすと炎が燃え移っていくすると1分も経たないうちに死体達は跡形も無く燃え尽きていった

ヒ「いちいち燃やさなくてもいいのに♣」

貴「最後に変態ピエロに殺られた、じゃ流石
　に可哀想だろ？せめてもの供養さ」

ヒ「いちいちディスらなくてもいいのに♦」

ってかさっきからゴンからすっっごく視線が刺さるんだよね……まぁまだ念を知らないから当然だけど……どう言い訳しよう？

ゴ「…セイラ？」

キ、キター(¯―¯٥)
うぅどうしよう目が回ってきたよー

へ？なんで目が回ってるの？

すると両足の力が抜けていった

ヒ「おっと♠気分が悪いのかい？
　走って行くのは……無理そうだね♦
　運んであげるよ、妹のために♥」

ヒョイっと私をお姫様だっこをした

ゴ「セイラ！」

ヒ「安心して、セイラには何もしないし
　君の仲間も殺しちゃいない彼は合格だか
　ら♣ うん、君も合格♥
　いいハンターになりなよ♠」

貴「ゴン、私は大丈夫だから
　この変態にいろいろ突っ込みたいけど
　体が動かない…後で合流しよう(ニコ」

ゴ「……うん」