純粋と汚れの涙H×H (ページ31)

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22話ページ31

クラピカside

ク「そのことなんだが…
　セイラは私達と仲間になりたいと
　言っていたぞ」

ゴ「えっ」

キ「なんでクラピカが知ってるんだよ」

ク「先程魚を取りに行ったときその話をして
　いたのだよ」

レ「な〜んだ、その話か」

ゴ「やったー！」

キ「ふ〜ん」

レ「…………オイ
　セイラのやつ………合格してるぜ……」

キ「なっ！」

セイラは試験官の隣で話をしている

どうやら気に入られたらしい

ク「私達も、負けてはいられないな」

ゴ「うん！」

そうして寿司の調理に取り掛かる

〜おまけ〜

これはゴンとキルアが審査をしてもらいに並んでいて、クラピカとレオリオの2人のシーンです

レ「なあ、クラピカ」

ク「なんだ……寿司を作るのに集中したらどう
　だ？」

レ「お前、ゴンとキルアに妬いてるのか？」

ダンッ！

突然出てきた言葉に驚いてまな板を包丁で叩き割ってしまった

ク「な、な、何を言い出すんだ！貴様は！
　何故私が2人に嫉妬などしなければ
　ならないんだ！！！//」

レ「だ、だってよ〜お前セイラがゴンとキ
　ルアと仲良さげにしてると無言になった
　りで、不機嫌そうだから………ってあぶね
　ー…………包丁を投げるな！！」

ク「その口二度と開かないようにしてやろう
　か？」

レ「わ、悪かったって！包丁をこっちに向け
　るなーー！！」

私が2人に嫉妬？セイラのせいでか？

それは無い

　

…………無いはずだ

私がセイラに向けている気持ちは仲間というものだ

それ以上でもそれ以下でも無い

………では何故セイラを見ると心が熱くなるのだろう……………………

いや………きっと勘違いだ……

私が生涯で愛するのはたった1人……

幼い頃から、今でも、これからも、

A、お前だけだ

たとえもう会えなくても

この世界にいなくても

お前だけを思い続ける

お前の亡骸を抱きしめ

私はこの緋色に誓ったから