純粋と汚れの涙H×H (ページ13)

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9話ページ13

しばらくすると、レオリオとクラピカが出てきた

ク「ここがゴールか？」

ゴ「違うってさ」

ク「そうか」

貴「あ、霧が晴れてきたよ」

うわっ、ジメッとした森だなー

サ「ヌメーレ湿原、通称詐欺師の森
　 2次試験会場まで行くにはここを通らなけ
　ればなりません
　ここの森にいる動物の多くは人を欺き
　襲います
　十分注意してついてきてください
　騙されると…死にますよ」

レ「けっふざけた話しだぜ
　騙されると分かっていて騙されるもんか」

貴「そういう奴が一番初めに騙されるんだよ」

レ「は？「騙されるな！」

レオリオと同時に声を発した方を見ると、なんと人間がボロボロで後ろになんか引きずってる

？「そいつは嘘をついている！」

指を指す方向にいるのはサトツさん

？「そいつは偽物だ俺が本物の試験官だ」

レ「偽物？どういうことだ？」

貴「そんなバナナ！」

シーン

ク「…古いよセイラ…」

その場は私の1言で静まりかえる

ちょっとこの場を盛り上げようとしただけなのに…

キ「やっぱバカだ」

貴「なにおぅ…このツンデレ天使！！」

キ「誰かツンデレだ！あとなんだ天使って！」

ゴ「ちょ、ちょっと2人共…」

貴「ちなみにゴンはピュア天使ね♥」

ゴ「ピ、ピュア？」

？「っゴホン
　これが証拠だ！」

あら私達のことを無視して話を進めちゃってるよ

と、引っ張り出したのはサトツさんそっくりなサル

？「ヌメーレ湿原に生息する人面ザルだ
　人面ザルは新鮮な人肉を好む
　そいつはハンター試験に集まった受験生
　を一網打尽にする気だぞ！」

スパッ

ヒ「クックックッ
　なるほどなるほど
　これで決定そっちが本物♣」

いろいろ騒いでいた奴にトランプが突き刺さり
サトツさんは余裕でキャッチしている

そして私の手にもトランプが、

あのヤロー、私にも投げてきやがった

許すまじ……後で蹴りでも入れとくか

ヒ「我々の目指すハンターの端くれともあろ
　ものがあれ位の攻撃避けれないはずが無
　からね❤」

サ「褒め言葉として受け取っておきましょう
　しかし、次からはいかなる理由でも
　試験官の反逆行為とみなします
　いいですね？」

レ「くっ」

貴「ね？私の言ったこと当たったでしょ？」

ゴ「凄いねセイラ！」

貴「ま、どんな時でも油断禁物ってことだよ」

キ「セイラにしてはまともな事言ったな」

貴「にしては、ってどういうこと！？」

ク「全く、(呆)」