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貴方side


朝起きる


目の前にはこちらを向いて寝ている鬱


もう起きないと…お仕事間に合わなくなっちゃう


彼の身体を少し揺らして起こす


…起きない


なら先に朝食を作ろう
そう思いベットから出る


グイッと後ろに傾く身体


「まだ…寝てようや…」


ベットの中に戻され、抱き枕のようにされてしまう


ぐりぐりと顔を首筋に埋められてとてもくすぐったい


数分後、やっと起きるらしく身体を伸ばしている


急いで朝食を作り、私も仕事の準備を進める


その様子を見て、少し余裕が見えた頃に鬱は口を開く


「なぁ…寂しくないん?俺はこんなに家空けてるのに…」


『私は大丈夫だから。寂しくても我慢出来るもの』


精一杯の笑顔
本当はもっとかまって欲しい


でもそんなこと言ってたら…鬱のしたいこと、出来なくなるよね


「我慢せんでも…ええんやで、本当はどうなん?」


その問の答えは私は言わない


手の上にある数錠の薬を飲んで言葉も一緒に飲み込む


あなたが気を使うことは全くないのよ


あなたと結婚できただけで私は幸せものなんだもの


それ以上の幸せは…望みたくても望めないわ


ふっと私は笑顔を作って、掃除や洗い物を済ます


あぁなんで、そんな顔をしているの?


私は十分幸せなんだからもっと笑ってよ


仕事へ向かうのに玄関に向かう


彼の仕事場と私の仕事場は同じだけど、私はいつも早めにいく


だから彼とは一緒に通勤しない


だけど、今日は違うみたい


後ろから走ってくる音がしたと思えば私の背中に衝撃が来る


「待ってや…俺も一緒にいく」


どくんと心臓が高鳴る


ええやろ?と聞かれる


ダメなわけないじゃない


むしろ嬉しかった


こうやってなにかされるのは久しぶりで


安心できた


電車の中でも、万が一にも痴漢に会わないようにと鬱が守ってくれてる


なんて優しい夫なんだろうか…


そして仕事場に着いたので、別々の部署へと別れた

大→←私



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設定キーワード:wrwrd , 鬱先生 , 大先生   
作品ジャンル:恋愛
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狐奈(こな)(プロフ) - 凄く感動しました、…親の前で感動しすぎて泣きそうに…。短編物語を見るのはあまり無くてどんなのだろうと見たらすごくて、物語も良くて感動する短編物語でした!!!(すいません、語彙力)…これからも頑張ってください!!!(土下座、) (2月10日 20時) (レス) id: 2eccc978f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くいな | 作成日時:2020年2月9日 18時

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