練習室��-2 ページ3
「「AOヌナ〜！！」」
「ディノがまた生意気言うっ！」
「違います！AOヌナ！ヒョンが悪いんです！！」
弟達の声に、返事をして立ち上がる。意外にも繋がれていた手は簡単に離れてしまったことに、残念な気持ちになったことに気付かないフリをした。
『二人ともどうしっ…わっ！？』
急に、肩を力強く引き寄せられて横を見ればさっきまで何食わぬ顔で手を繋いでたウォヌオッパ。びっくりして、固まっていると、オッパは気にせず口を開く。
「俺は、ディノの味方だよ。」
「なんで？！」
文句を垂らすスングァンに、勝ち誇った顔をするディノ。それで、また始まってしまった。
弟達がヒートアップしてきた所で、他のメンバーも加わりまたわちゃわちゃとし始める。
メンバー達に紛れるように、先程よりも少し引き寄せられて優しげな低音が耳元から鳴る。
「A」
顔を覗き込まれて先程よりも近い距離に少し面を食らう。
「これ、着てていいよ。動画で写ってる時に着てないから。」
『でも』
反対の手には、ウォヌオッパが着てきたであろうジャージの上着がある。少しCARAT達のことを考えて、言葉につまる。
「俺、心配だな。今日の格好。」
肩に回ってた手が背中に回る。
『心配？』
「うん、こことか。」
Tシャツ越しに下着の紐をなぞられて、咎める様に顔を見ればからかっている目じゃなくて心配と少し怒ってる様なウォヌオッパがいた。
返事を催促するするように手は腰に回ってぐっと距離が近くなる。
「ん？」
『…着ます。』
「よろしい。」
肩にかけてくれた、上着に袖を通す。ファスナーを上までしっかり閉めるところを確認するように見られてからまた手が肩に回った。
『ありがとうございます。』
「どういたしまして。」
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補足
ヨジャメンバーとして、なるべく女の子って所を見せたくないとか線引きをしていて、それを尊重するメンバー達。
いつもは、トレーニングベースレイヤー(っていうんですか？なんか運動するときのエアリズムてきな長袖ぴったアンダーウェア)を着て半袖とかガッツリ長袖だけど撮影なのとか忘れてて着てこなかったAちゃん。薄手のTシャツでいつもは見えない下着のラインがうっすらと見えちゃってウォヌさんが上着貸してあげるよってやつでした。
A→撮影なのを忘れてた、練習着はいつも長袖長ズボンのダホダボしているもの。
ウォヌ→素知らぬ顔で独占欲を出して満たした。
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naoki(プロフ) - みなさん» コメントありがとうございます。そうです！うたプリも好きです。そのうち出せたらいいなとみきり発車で初めてます。更新が不定期なので、気長にお待ちいただけると幸いです。 (11月17日 18時) (
レス) id: 29b6c1a68a (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - もしかして、うたプリお好きですか？学園の設定で思わずにやけてしまいました。お話楽しみにしております☺️ (11月17日 5時) (レス) @page1 id: 76a0c82f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naoki | 作成日時：2021年2月23日 20時
