80 part.1 ページ33
.
先生に付いていって、物理準備室の前まで来た。
ここに来るの久しぶりだな。
ユンギ「ちょっと待ってろ.....って、あ」
ユンギ先生は物理室のドアを開けると、中を見て固まった。
どうしたんだろ。
すると.....
「ん?なんか用事できた?」
中から男の人の声がして。
お客さんでも来てるのかな。
ユンギ「あーー、お前の存在すっかり忘れてたわ。生徒連れてきちゃった」
「忘れてたって(笑)いいよ、俺もう帰るから」
ユンギ「いや、それはまだ話すこともあるし俺が困る。えーー、まいったな」
珍しくあたふたしてるユンギ先生。
っていうか中の人の声、どこかで聞いたことあるような?
気のせい??
そんなことを考えてると、くるっとユンギ先生が私に向き直った。
ユンギ「お前、これから何を見ても驚かない・奇声を上げない・誰にも言わないって誓えるか?」
A「え、何ですかいきなり。私のこと野生のチンパンジーかなんかと勘違いしてます?」
ユンギ「いいから約束しろ。じゃないと早退手続きはしないぞ」
A「はいはいわかりました!急いでるんで早めにお願いします」
ユンギ「ったく生意気な......じゃあ入れ」
ユンギ先生は周りを見ながら慎重にドアを開ける。
え、中にいる人そんなにやばい人なの?
思わず警戒して私も恐る恐る中に入ると......
ナムジュン「こんにちは^^」
.........え?
ナムジュン「こんにちは^^」
笑顔で私に向かって挨拶してる、この男の人。
この人、この人.......
A「はあああああああ!?!?キム・ナムジュン!!!!!!!」
ユンギ「うるせえクソガキ!静かにしろっつったろ!!!!」
え、だって、え?
この前私が座った丸椅子に、明らかにオーラの違う人が座ってる。
ファンだから間違えるはずもない。
どうなってんの!?
ナムジュン「はは、学生って可愛いね。教師やってる気持ちがわかったよ」
ユンギ「全く、ものの一秒で約束破りやがった」
A「ちょ、ちゃんと説明してください!!!」
大スターがなんでこの汚い(失礼)物理室にいるわけ!?
するとユンギ先生はゴソゴソと棚をいじりながら説明し始めた。
891人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ワサビ(プロフ) - Mimareさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(;;)コメント頂いたので、作品は残させて頂きます。いつでもこのカオスな文章に会いに来て下さいね^^♡ (2022年5月22日 18時) (レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
ワサビ(プロフ) - Mimareさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(;;)♡ では作品はこのまま残させて頂きますね。コメントありがとうございました^^ (2022年5月22日 18時) (レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
ワサビ(プロフ) - めろん好きのめろんぱんさん» ぎゃーーそんな風に言って頂けて嬉しいです(;;)嬉しすぎて私も発狂しました(え?) (2022年5月22日 18時) (レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 作者様のノリや感性がすごく好きです!!笑いたいときにまた読みたいので、残しておいて頂けると嬉しいです!! (2022年5月7日 21時) (レス) @page50 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 昨日から知って一気読みしてしまいました!とても面白かったです!もし残していただけるのなら残して欲しいです! (2022年5月6日 17時) (レス) @page50 id: 3ed07549df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わさび | 作成日時:2017年8月6日 7時